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「家族4人×1週間分の備蓄」を実際に計算したとき、正直ちょっと引きました。水だけで84リットル。2Lペットボトルが42本です。押し入れひとつ潰れるんじゃないかと。
でも安心してください。全部を一度にそろえる必要はないし、収納も「防災専用スペース」を作らなければ意外と何とかなります。この記事では必要量の具体的な数字と、わが家の収納を圧迫しない分散のコツ、そろえる順番までまとめました。
家族4人・1週間分の必要量
| 品目 | 必要量(4人×7日) | 収納イメージ |
|---|---|---|
| 飲料水 | 84L(1人3L/日) | 2L×6本の箱が7箱 |
| 主食(ご飯・麺) | 84食(1人3食/日) | パックご飯なら段ボール2箱 |
| おかず(缶詰・レトルト) | 56食以上 | 衣装ケース1つ分 |
| 携帯トイレ | 140回分(1人5回/日) | 段ボール1箱 |
| カセットボンベ | 12〜16本 | 6本パック×2〜3 |
| 乾電池(単3中心) | 30本以上 | 小箱1つ |
この全量をいきなり揃える必要はありません。まず3日分 → 半年かけて1週間分に拡張するのが挫折しない進め方です。
水: 最重要かつ最もかさばる
飲料・調理用で1人1日3L。84Lは2Lペットボトル42本分です。5年保存水なら入れ替えは5年に1回で済みます。置き場所は分散が原則: キッチン床下収納、各部屋のクローゼット下、ベッド下など1箇所に集中させないことで、家屋の一部が使えなくなっても取り出せます。
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5年保存水 2L×6本(まとめ買い)
楽天は保存水の箱買いに強く、送料無料のまとめ買いが定番です。7箱必要なので、お買い物マラソンで複数店舗に分けて買うとポイント還元が大きくなります。
- 1箱(12L)あたり1,500〜2,500円が相場
- 重いのでネット購入が圧倒的に楽
食料: ローリングストック7割+長期保存3割
84食すべてを5年保存の非常食にすると10万円近くかかります。現実的なのは、普段食べるレトルト・缶詰・パックご飯・乾麺を常に多め(7割)+5年保存の非常食セット(3割)の組み合わせです。停電時は冷蔵庫の中身から食べ、次に常温食品、最後に長期保存食という順番になります。
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非常食セット 4人×3日分〜
アルファ米・パンの缶詰・おかず缶がバランスよく入った家族向けセット。水やお湯だけで食べられるものを中心に選びます。子どもがいる家庭は、甘いもの(ようかん・ビスケット)入りのセットが精神的な支えになります。
- アレルギー対応(28品目不使用)のセットもある
- 「調理不要でそのまま食べられる」比率を確認
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カセットコンロ+ボンベ
温かい食事は被災生活の質を大きく左右します。カセットボンベ1本で約60分燃焼、家族4人の調理で1日1.5〜2本が目安です。
- ボンベの使用期限は製造から約7年
- 冬の被災では暖房補助にもなる(換気必須)
トイレと電源を忘れずに
断水時、水洗トイレは使えません(集合住宅では配管損傷の恐れがあるため復旧確認まで流すのもNG)。1人1日5回×4人×7日=140回分の携帯トイレが必要です。電源はスマホ4台の充電に加え、扇風機・電気毛布まで考えるならポータブル電源が有力です。
▶ あわせて読みたい: 災害用トイレの比較と必要数の計算方法
▶ あわせて読みたい: 防災用ポータブル電源の選び方|容量の計算方法
収納のコツ: 「防災専用スペース」を作らない
- 水は各部屋のクローゼットの床に分散(1箱ずつなら圧迫しない)
- 食料はキッチンの通常在庫を1.5倍にする感覚で(専用棚は不要)
- トイレ・衛生用品は洗面所・トイレの収納に統合
- 持ち出しリュックだけは玄関付近に人数分
まとめ
備蓄は一気にやろうとすると挫折します。今週は水、来月は携帯トイレ、ボーナスでポータブル電源——そんなペースで十分です。大事なのは「始める日」を今日にすることだけ。まずは保存水の箱をひとつ、カートに入れるところからどうぞ。
よくある質問
備蓄品の管理が続きません。コツは?
「防災の日(9/1)と3/11の年2回だけ点検する」とカレンダーに登録するのが最も簡単です。賞味期限が1年を切ったものは日常の食事で消費して買い足します。
乳幼児がいる場合の追加備蓄は?
液体ミルク(常温でそのまま飲める)、おむつ2週間分、おしりふき、離乳食を追加してください。液体ミルクは賞味期限が6ヶ月〜1年と短いのでローリングストック必須です。
戸建てとマンションで備蓄は変わりますか?
マンション(特に中高層階)は停電でエレベーターと水道ポンプが止まるため、在宅避難の備蓄をより厚くします。戸建ては家屋損壊リスクがある分、持ち出し袋と車載備蓄を重視してください。

